【北海道ツーリング2022】東京>苫小牧>旭川

ツーリング

ツーリングルート

2022年8月29日、北海道ツーリングに向けて東京の自宅を出発し茨城県大洗のフェリー乗り場へ。大洗から太平洋フェリーで苫小牧へ出航し、翌日の8月30日に苫小牧到着。苫小牧からは旭川へ。翌日の8月31日は朝から雨の為そのまま旭川で観光&滞在。

東京から苫小牧そして旭川へ

2022年8月29日、東京は朝から曇り空。しかし天気予報では雨の降る確率はほぼ無し。今日は東京から大洗のフェリー乗り場まで走り、フェリー内で一泊し翌日には苫小牧着というルート。19時出航予定の大洗発苫小牧行のフェリーは、その2時間前の17時に着いて乗船手続きを済ませれば良い。前日までに荷物の準備は済ませていたので、朝はゆっくりと朝食を食べ、荷物のチェックリストを見ながら最終確認をする。

13時頃に東京の自宅を出発して、首都高から常磐道へと順調に茨城に向けて走る。どうにも山手トンネルのあの「もわっ」とした生暖かくいかにも汚れた空気が苦手の為、ちょっと時間は余計にかかるが首都高3号渋谷線から都心を抜けるルートを走る。

首都圏を抜けると車の量も減り、天気も少し明るくなってきた。

そして大洗に近づくにつれて、荷物一杯で走るバイクが増えてくる。向かう先はほぼ皆同じ。フェリー乗り場そしてその先の北海道を目指す。

大洗港に到着するとバイク待機場所はもう既にライダーとその愛車達で一杯。皆静かに乗船を待ちつつも、これからの旅に向けた心の高まりが聞こえてきそうな雰囲気。

今回のフェリーでは2~3名用の個室を貸切料金無料で使えるキャンペーンを利用して、ちょっと贅沢な部屋を予約。シャワー、トイレ、冷蔵庫、テレビとホテル並みにそろっており、超快適な船旅を満喫できる。

乗船後、船は予定通り出航。久しぶりに船内レストランのバイキングで夕食を取る。

和洋中様々な料理が並び、なにを取るか迷った挙句、タンパク質が取れそうなものをメインにかなり茶色いメニューになりました。

その後は部屋でまったりしながら、明日からのルートを天気予報を眺めながら検討。8月30日の北海道は全体的に曇りか雨予報だが、北の方が比較的降水確率も低く、まずは道北を目指す事に決定。

そうこうしていると船は電波の届きにくい沖合に出て、インターネットもTVも途切れ途切れの状態に。そこで事前にAmazon Prime VideoからFireタブレットにダウンロードしておいた、ドキュメンタルを見ながら寝床につく。

朝起きてまずは天気チェック。相変わらずの曇り気味の空。しかし雨は降っていない。

船内に戻り、朝食バイキングへ。

朝食を済ませ、船内で暫く時間を潰す。そうこうしているうちに徐々に船内の人々の動きが活発になり始め、予定通り午後1時半ごろに苫小牧に着岸。

非常に快適な船旅だった。

旭川1日目

苫小牧に上陸後はできるだけ下道を通り、ひたすら旭川を目指す。

Rホテルズイン北海道旭川

旭川で宿泊するホテルはRホテルズイン北海道旭川。ホテルの1階部分が駐車場となっているため、雨が降っても濡れずに済むのが有難い。

部屋の方は、ベッドもデスクも十分広く、またカーテンも厚めの遮光カーテンで、朝日で目が覚める様な事は無かった。

繁華街の中で多くの飲食店や、100円ショップなどの小売店にも近く便利で、今回結局2泊することになったが、非常に快適に宿泊できた。また利用したい。

成吉思汗 大黒屋

ホテルにチェックイン後、ささっとシャワーを浴びて早速夕食に出かける。お目当ては2年前に訪れたジンギスカンのお店「大黒屋」。

平日の午後9時過ぎという時間にも関わらず、店内は満席。加えて待ち客も数グループいる。

さすがは超有名店。店内はサイン色紙でいっぱい。店内に入ってからそれを眺めつつ暫く待つこと15分、やっと席に。

まずは、肩ロース・ランプ・ヒレがセットになった1番セット(2,640円)を注文。新鮮さがわかる、キレイな肉の色でテンション爆上がり。

しかし、ここの生ラムは何故ここまで美味いのか。札幌のだるまを含め色々な所で羊を食べてきたが、個人的にはここが一番好き。特に肩ロースが最高。

値段も北海道基準ではちょっと高めかもしれないが、東京価格と比較すると、そのおいしさから考えると全然安いと感じる。

ということで、旭川に立ち寄る方々全てにお勧めしたい「成吉思汗 大黒屋」、また来たいと思います。

旭川2日目

北鎮記念館

朝起きて直ぐに天気チェック。やはり今日は1日中雨予報。せっかくなのでこの機会を利用して旭川の街を散策する事にする。近場で行けそうな所が無いかと調べた所、バスで行ける北鎮記念館という施設を発見。どうやら北海道開拓時代からの、日本の北の防衛線として北海道の歴史資料が見れるらしい。しかも無料で!という事で行ってみました。

館内には非常に多くの展示品があり、開拓時代から現代までの北海道の歴史を、貴重な資料と共にたどる事ができることができます。

北海道という国境を有する土地の歴史を通して、東京で生活をしていると普段は意識しない「国防」というものを深く考える機会にもなりました。北海道のこれまでの戦争への関わり、そして現代の北の防衛線としての自衛隊の重要性などを考えさせられました。

来館者には若い女性も多くいて不思議に思っていると、お土産コーナーでその謎が解けた。どうやら「ゴールデンカムイ」というアニメの影響らしく、お土産コーナーには関連のグッズが多く置かれていました。

非常に見どころある資料館で、旭川に訪れる機会があれば立ち寄る事をお勧めします。

塩ホルモン 炭や

北鎮記念館を出ると雨は激しさを増していたので、バスに乗り真っすぐ駅まで帰る事に。

そして夜は2日連続で肉を食べに出かける。

今夜は旭川名物の塩ホルモンを食べに、「炭や」へと向かった。

平日で空は雨模様にも関わらず、すでに店内はお客さん一杯で、5分ほど外で待ってから入店。

さっそく塩ホルモンを注文。店名の通り、七輪の炭で焼くスタイル。

塩で味付けされた豚のガツ(胃袋)は、新鮮で全く臭みがなく、コリコリとした食感を楽しめる。ビールには最高のつまみになる。しかも、税込みで330円と非常に安い。

続いて、生ラム(480円)を注文。こちらも塩味であっさりと食べられ、より羊の香りが楽しめ、ビールが進む。

店内はもくもくの煙で満たされ、決して万人向きとは思えないが、老若男女関わらず絶えずお客さんが入ってきていた。

確かにこのコストパフォーマンスだと、気軽に立ち寄れるだろう。

新鮮な豚ホルモンを安く楽しめる、いい店を探しているなら是非お勧めした店でした。

ちなみに夕食の帰りに飲み物を買いに立ち寄ったコンビニで「みそぱん」なるものを発見。何度も北海道に来ているのに今まで見たことが無かった。

このみそぱん、赤みそ風味のパン(?)らしく、手に持ってみるとずっしりと重みを感じる。しかも賞味期限が半端なく長い(この日は22.8.31で賞味期限は22.12.03との表示!)。興味をそそられたので一個買ってみた(味はみそ風味の大きな乾パンといった感じでした)。

ホテルに帰ってからは明日の天候をチェック。朝方若干雨マークながら、その後曇りでなんとか持ちそう。いよいよ北海道ツーリングがスタートできると胸を躍らせながら就寝。

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