【北海道ツーリング2022】旭川>美深

ツーリング

ツーリングルート

2022年9月1日、旭川を後にいよいよ本格的に北海道ツーリングのスタート。目指すは初めて訪れる美深町のキャンプ地、「森林公園びふかアイランド」。道中、蕎麦の名産地として知られる幌加内町を通過。

幌加内町

朝早い時間、旭川はまだ雨が降っており、暫く天気様子を見て待つ。そして朝10時頃ようやく雨がやみ、曇り気味の天気の中旭川を出発。真っすぐ北上するのではなく、国道275号線を北上して、幌加内を通るルートをとる。

幌加内は蕎麦が幌加内蕎麦という名で名産品らしく、道の両側に蕎麦畑が延々に広がっている。ちょうどお腹もすいたので、蕎麦を食べにローカルっぽい蕎麦屋さん、「霧立亭」へ立ち寄る。

店内は結構広めで、ほぼ席がお客さんで埋まっており、結構忙しそう。中で店の人を出てくるのを待っていると、お客さんの一人に「適当に座って待ってればいいよ」と声を掛けられ、空いている席を見つけて着席。

暫くすると店員さんが来てくれたので「そばかま天付きザルそば」を注文。ほぼ満席状態ということもあり出てくるまで少し時間がかかったが、さすが名産品だけあって、そばの香りが強い、とても美味しい蕎麦だった。

あと、この「そばかま天」という、そばの実入りかまぼこの天ぷらが、ふんわりした食感とそばの香りですごく美味しかった。

幌加内町の蕎麦や「霧立亭」、また近くに来た際には蕎麦を食べに寄りたい。

森林公園びふかアイランド

幌加内で蕎麦を食べた後は引き続き275号線を北上。そして、本日の最終目的地のキャンプ場に行く前に、美深市内に食料の買い出しに向かう。美深市内には大型のスーパーは無く、ほぼ唯一の少し大き目の「美深スーパー」を見つけて入店。しかしこのスーパー、何故かアルコールは一切置いてなく、食料を買ったあと近くのセイコーマートに向かう必要があった。。。

ともあれ、無事スーパーで食料を調達した後は、一路のキャンプ地へ向かう。北海道らしい解放感のある道を走っていると、徐々に晴れ間も見えてきて、最高の気分。そして名寄市内から30分ほどで到着。

このびふかアイランドにはキャンプ場の他、天然温泉施設や、カヌーポートなどの様々なアウトドア施設があり、ファミリーだと非常に楽しめそう。実際、キャンピングカーや大型テント&タープでの家族連れでの連泊組が多く見られた。それでも敷地が広大で、全く窮屈感は無く、自分以外のバイクソロキャンパーもちらほら居た。

フリーサイトでのキャンプ料金は400円と非常にリーズナブルで、管理棟には食料、氷などキャンプに必要そうなものは一通り揃っている。サイトはキレイに整備された芝生に適度な間隔で植樹された木々により、日中の日差しも避けられて、非常に快適。もちろん、車両のサイトへの乗り入れも可能でサイト内の道路もアスファルトで整備されているので、フル積載のバイクでも安心。

そしてなんとトイレは温水洗浄便座が設置されていた!こりゃ周辺をツーリングする際の拠点として満点を差し上げたいキャンプ場。

テントを設営した後は、さっそく汗を流してスッキリしに併設の温泉施設「びふか温泉」へ。びふか温泉は宿泊もできる立派な温泉施設で、館内にはレストランや売店、休憩所などもあり、ツーリングやキャンプで疲れた体を癒すにはもってこいの場所。サウナもある大浴場の日帰り入浴は450円と、施設のレベルを考えると十分リーズナブル。

ゆっくりと温泉に使って疲れを癒して外にでると、ちょうど夕日に空が染まっていた。北海道の空は広い。

そしてこの日の夕食は、美深のスーパーで調達した知床どりをシンプルにスパイスで焼いて食べることに。付け合わせにには北海道産ピーマンと同じく北海道産トマトのアイコ。

ちなみに、味付けに使ったスパイスは持参した「宮島醤油のステーキスパイス」(写っているのは60gの小瓶タイプ)。これまで色々とBBQ用スパイスを試した中で、結果これが一番のお気に入りのスパイス。家でも肉料理にはほぼ全部これを使っている。

そしてこの知床どり、初めて食べたんですが本当に最高に美味しかった。もちろん、キャンプ飯補正で美味くなるのもあるが、しかしそれ以上に鳥のジューシーさと旨味がすごい。これまでの北海道でのキャンプ飯はやはりジンギスカンか、もしくは海鮮が多かったが、北海道の鳥もめちゃくちゃ美味い事を知った。やはり北海道の食材にハズレ無し。

美味い鳥を腹一杯食べ、夜が更けるにつれてビールも進み、気持ちよくなったところでテントに入り就寝。

明日はいよいよ函岳へチャレンジ。胸が高まる。

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