【北海道ツーリング2022】美深&函岳ダートチャレンジ

ツーリング

ツーリングルート

2022年9月2日、連泊予定の美深キャンプ場に荷物を残し、今回の北海道ツーリング目的の一つである、函岳の登頂を目指すが。。。

道の駅びふか

まずは軽い腹ごしらえのため、道の駅びふかに立ち寄る。なんでもコロッケが名物らしく、早い時間にも関わらずコロッケ目当てらしいお客さんでレジ前には既に人が並んでいる。

揚げ物コーナーにはコロッケ以外にも色々とあり、目移りする。コロッケも「男爵」や「きたあかり」など、芋の種類で何種類かある。

男爵コロッケ、きたあかりコロッケ、そしてじゃがいもに衣をつけて揚げた「あげいも」(北海道のソウルフードらしい)を買って食べたが、どれも芋の甘みが強くてすごく美味かった。

店内には揚げ物の他、冷凍のジンギスカンや、パン好きが喜びそうな沢山の手作りパンなども売っており、キャンプ場での食材も調達可能な感じの道の駅だった。

函岳

道の駅を後に、いよいよ函岳へ向かう。今回の北海道ツーリングにあたって、これまで行った事の無いスポットを探し見つけたこの函岳。頂上では360度の素晴らしいパノラマビューが見られるらしく、期待が膨らむ。

天気は素晴らしく、道中は北海道ならではの広大な風景を楽しみながらバイクを走らせる。

そしていよいよ函岳へと続く登頂ルートの入り口に到着。ここから函岳頂上までは約27kmダート走行。気合を入れて慎重にバイクを走らせる。

車一台がやっと通れるくらいの道幅の砂利道を慎重に進む。すれ違う車もバイクもほとんどなく自分のペースで進めるが、ところどころ砂利が深く、砂利石も大きいところがあり、タイヤが滑る事もしばしば。

道中何キロか毎にダートの入り口からの距離や、函岳までの距離を示す看板が立っている。進んだ距離を確認し、気持ちを鼓舞しつつ、「ここで何か起こったらどうする・・・」という恐怖心も沸き起こる。

そして15kmほど進んだところであろうか、深砂利を避け走行ラインを変えようとした際に、轍の間の砂利に滑り遂に転倒

幸いスピードは出ておらず、他にぶつかりもせず、とりあえず身体的ダメージはさほど感じない。

下は砂利だが、なんとか車体を起き上がらせ、改めて身体とバイク、両方のダメージを確認。

膝と肘の多少の打ち身とパンツやジャケットの一部がちょっと穴が開いた程度で、身体へのダメージはほぼ無し。バイクの方も左側のハンドルガードがちょっと外れたくらいで、ほぼノーダメージ。エンジンも無事にかかり、走行も問題なさそうで一安心。

ただ、もうそこから先に進む気力も無くし、その地点で今回の函岳チャレンジは終了。Uターンしてこれまで以上に慎重に来た道を帰る。

やはり、なんちゃってアドベンチャーのノーマルタイヤでは難しかったのか(もちろん、自分のオフロードにおけるライディングテクニックも無かった。。。)。

中間地点の香須美峠にすら到達できず、残念で仕方ない。

今度はちゃんとブロックタイヤ装備の車両で挑戦したい。。。

名寄市

気を取り直して、名寄方面に寄って昼飯食べつつ、買い出しを兼ねて向かう。

昼飯にはローカル感満点のレストラン、カレー&スパゲッティ 北緯45度で、「ハンバーグミートソースチーズ焼きスパゲッティ(税込み1,200円)」を食べる。ハンバーグを焼くところから始調理していたので多少時間がかかったが、地元の方々とお喋りを楽しんでいるうちに出来てきた。

見た目だけで美味いの間違い無い事を確信(そしてカロリー1,000kcal越えも確信)。たっぷりかかったトロトロのチーズの下には、アツアツのハンバーグとミートソース。手作り感がしっかり感じられる濃厚な味と十分なボリュームで、ペコペコの腹も大満足。これで1,200円なら全然安い。久しぶりにがっつり食べたスパゲティに大満足。食後もコーヒーを飲みながら、またちょっと地元の方とお喋りを楽しみ、少しまったりとした時間を過ごした。

次回も名寄に立ち寄る機会があれば、絶対にこのスパゲティを食べに来たい。

食事の後は名寄市内のマックスバリューで夜の食料と飲み物を買い込み、キャンプ場へ戻る。

その道の途中でついにV-Stromの走行距離1,000kmを達成

これまでは「慣らし」のつもりで回転数も抑え気味に走ってきたが、これからはあまり気にせず走れるのが嬉しい。

美深キャンプ場

キャンプ地に着くとそろそろ日も陰ってきて、夕暮れ時の時間。キャンプ場周辺を散歩し、刻刻と表情が変わる、北海道の空と自然を満喫する。

日が沈むのを池のほとりでゆっくりと眺めた後は、昨日と同じく併設のびふか温泉に入りに向かう。

今日のダートでの転倒時についた傷にお湯がしみるが、湯治のつもりでゆっくりと浸かる。

そして風呂の後はお待ちかねの夕食。今日はまたまたジンギスカン。キャンプではこのタレに浸かったジンギスカンを、網で焼いて食べるのがお気に入り。鉄板で焼くのと違い、余分な脂やタレが下に落ちてあっさりと食べられ、400gの肉でも足りないくらいに感じる。

そうこうしている内に夜は更けていき、大き目の蛾が飛び回る中まったりと一人で晩餐を楽しむ。

そして明日の天気予報をチェックし、次の目的地をあれこれ考えながら床に着いた。

今日はそれほど走っていないけど、疲れた。。。

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