ツーリングルート
2022/05/26 木曜日 曇り時々雨
川湯温泉を出発し熊野本宮大社を参拝しに。その後熊野速玉大社を参拝し、串本町へ。
ツーリングスポット
熊野本宮大社
朝、曇り空ではあるが、まだ雨は降っていない。予報では昼過ぎから降る予報で、できる事であれば出番が無いに越したことはないが、すぐにレインウェアを着れる様に荷造りをして川湯温泉のホテルを出発。車もまだ少なくて空いている県道を進み、10分程度で世界遺産の熊野本宮大社へ到着。本宮周辺は観光地らしく、綺麗に整備されており、土産物屋や飲食店も数軒あるが、観光客が少ない事もあり、全体的に落ち着いた雰囲気がある。コロナ前とかはもっと観光客が多くいて、賑わっていたのだろう。参道前の大鳥居は大きく、立派で、威厳を感じる。そして参道を進むと長い階段があり、登った先に社殿がある。

本殿は派手さは無いが、森に囲まれ静かに長い歴史を感じさせる佇まいは、やはり圧倒的な威厳を感じさせる。本殿境内には第一から第四殿あり、それぞれ四神が祀られている。参拝にも順番があるとの事で、それに倣って参拝をする。時の経つのも忘れて、その場の神聖な空気を感じ、暫く佇む。来て良かった。

そして、あとで調べてみたら、建立時の社殿は少し離れた別の場所にあり、それが100年以上前に川の氾濫で流された為、現在の場所に移築されたとの事。そして、そちらの旧社殿跡地にある鳥居の方が日本一大きいとの事であった。事前の勉強不足で、そっちには行きそびれた。なんてこったい。。。やはり、事前に勉強しておくべきだった。。。
熊野速玉大社
本宮参拝後は、熊野速玉大社へ向かう。その途中で、とうとう雨が降り始め、レインウェアを着て走る。今回のツーリングのために、新たに購入したワークマンのレインウェア。ジャケットにはポケットが無く、バイクを降りた際のスマホ等小物の持ち運びに不便を感じた。また、パンツの防水性に関しても、股の部分から若干浸水を感じた。うーむ。。。イマイチ。値段なりってところか。速玉神社に着く頃には雨は上がり、参拝中は雨は止まっていた。社殿は本宮とは打って変わり、鮮やかな朱色に塗られた、煌びやかな社殿で、天気が良ければもっと見栄えが良かっただろうと思う。

参拝を済ませた所で再び雨が降り始める。しかも、今回はかなり本格的に。しばらく、参道横の神宝館の軒下で、弁慶像を眺めながら雨宿りをしていたが、止む気配もなく、諦めて雨の中、串本方面へバイクを走らせる。
橋杭岩
当初、那智大社と那智の滝にも訪れる予定であったが、途中で結構強く降られ、再びレインウェアが浸水を始め、予定を変更し早めに宿泊地へと向かう事に決めた。しかし、串本の宿泊予定地に近づくにつれて徐々に雨もやみ始めたため、海に聳え立つ奇岩が見れるという、橋杭岩に立ち寄ることに。橋杭岩は確かに不思議な風景の場所だった。ちょっと立ち寄って、休憩がてらに眺めるのには良かった。ただ、前日に鬼ヶ城でもっとダイナミックな自然の風景を見ていたので、感動はそこまでは無かった。。。天気も曇りだったし。

大江戸温泉物語 南紀串本
本日の宿泊は、雨に打たれて疲れた体を癒そうと大江戸温泉物語南紀串本に決める。バイクは入口すぐ横の車寄せの様な、屋根付きの場所に駐車させて貰えた。その夜に雨がかなり強く降ったが、翌朝に確認した際、バイクはほとんど濡れてなかった。

チェックインの際に、その日修学旅行生が来るため、夕食の時間を修学旅行生の夕食時間とずらす事を進められ、少し早めの5時半からとした。夕食はビュッフェ形式で、海鮮を中心に、和洋中色々と豊富な種類の料理があったが、ほとんどマグロばっかり食べた。風呂も修学旅行生の時間をずらし、少し早めに入った。風呂は露天風呂もあったが、生憎雨が降り始め、露天風呂にはそう長く入っていられなかった。天気が良い日なら、目の前が海で、解放感もあり良かったはず。部屋も新しく清潔感があり、広めの部屋で、窓から目の前の海が見られるオーシャンビューでゆっくりと寛ぐことできた。ただ、自分的に最も困った点は、部屋から繋がるインターネット回線が無かった事。ロビーにはFree Wi-Fiがあるとの事だったが、部屋からPCをネットに繋ぐ為に、スマホのテザリングで対応する必要があった。これは何とかした方が良いのでは、と思う。

風呂から上がり、事前に買っておいたファミマのサラダチキンを夜食にしながら、明日どこに行こうかと調べていたら、窓をかなり激しく叩く雨音が聞こえだした。どうか、明日の朝までには止んでください、と祈りながら床についた。今日も畳に布団でのびのび寝れるので嬉しい。
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