ツーリングルート
2022/05/30 月曜日 雨のち曇り
岡山県倉敷市を雨の中出発。アウトレットパークで雨宿りしてから下道の国道2号線を西に広島県福山市の鞆の浦まで。
ツーリングスポット
三井アウトレットパーク倉敷
朝目覚めると外は雨。天気予報をチェックすると、午前中はずっと降る予報。元々の予定では、お墓参りに行く予定だったが、雨ではゆっくりできない為、後日に予定変更。今回のツーリングで2度目のレインスーツを着込んでホテルから外に出ると、より一層雨脚が強くなっている。とりあえず近くにある、三井アウトレットパークで雨宿りをしつつ、小腹を満たそうと向かう。自転車とバイク兼用の駐輪場があったが、バイクの大きさが屋根からはみ出る様だったので、自動車用の立体駐車場に向かうと、誘導員の方が立体駐車場のスロープ下空きスペースに誘導してくれた。地方にツーリングに出るといつも思うが、地方の方々はバイク乗りに親切にしてくれる気がする。
併設しているアリオ倉敷というショッピングセンターの方はそこそこ多くの人がいたが、アウトレットモールの方は平日の午前中という事もあるのか、ほぼ全ての店舗は開いているが、ほとんど人影なし。休日には人で溢れるのだろう。
レインスーツの内側が湿気でべたつくのが不快だったので、何か良いインナーが無いかと探したところ、アンダーアーマーの冷感素材の長袖インナーシャツを見つけて安く購入。これが凄く着心地が良く、且つ暑さ対策にも効果的で、このツーリングでずっと洗濯しながら着ていた。
食事のフロアに戻り、何を食べようかと探してぶらぶらしていたら、なつかしい名前の店を発見。
この竹清に限らず、岡山のいたるところで「さぬきうどん」の店を見かけた。まさに「恐るべきさぬきうどん」の県外展開力。
食事が終わったころには、雨も少し小降りになっていたので、買ったばかりインナーの上にレインスーツを着て出発する事に。
鞆の浦(とものうら)
倉敷を出た後は、降ったり止んだりの天候の中、ひたすら西へ。そして午後3時ごろ、今日と明日滞在する、広島県福山市の鞆の浦に到着。鞆の浦では古民家をリノベして宿として運営している、燧冶(ひうちや)に宿泊する事に。
宿は広いキッチンと一通りの調理器具(コンロ、オーブン、電子レンジ等々)、各種の食器などを備え、宿泊客が自由に使う事が可能。また、純日本風の佇まいでありながら、風呂やトイレ、洗濯機等もちゃんと最近の設備(シャワートイレ、ドラム式洗濯機など)で、Wi-Fiも備え、リビングには大き目のテレビもあり、何不自由なく自分の家の様に寛げた。
駐車場は下が砂利の屋根無し駐車場だったため、その点だけは若干気を使った。宿にチェックインした後、荷ほどきをしながらちょっと宿の管理人の方(落ち着いた感じの地元出身の女性)とお喋りした後、早速散歩へ出かける。
古くからの港町に流れるゆったりした雰囲気と、瀬戸内海からの潮風が心地よく吹く中、軽く街歩きを楽しむ。
夕食時なので食事を取ろうと探してみると、元々食事をする場も少なく、加えて平日という事もあって営業している店も少なく、少し探し歩いたところ、「幸さんち。」という綺麗な店を発見。店の中はこじんまりとしているが落ち着いた綺麗な内装で、地元の方々の憩いの場である事が何本かのキープボトルから伺いしれる。気さくなお母さんとその娘さんのお二人で営業されており、女性らしいやさしく柔らか雰囲気が店内に漂っている。
メニューの中から、鞆の浦ローカルフードの”じゃこエビ”を使ったかき揚げ定食を頂いた。この”じゃこエビ”、甘エビよりちょっと大きいくらいのサイズのエビで、ここでは色々なものに入れる様で、お好み焼きやカレーにも当然の様に入っているとの事だった。
まだ他にお客さんも居なかったため、少しお店のお二人とお喋りしたあと、店を出て宿に向かう。帰る道すがら、街で唯一のコンビニに立ち寄り夜食のチキン、オイコス等を買って帰る。この様な小さな港街でも、簡単に変わらず都会と同じものが手に入るコンビニの存在が本当に有難い。しかも24時間営業らしい。きっと街にとっても重要な存在だろう。
明日は、鞆の浦(地元の方は「鞆」とだけ呼んでいた)にもう一日宿泊し、ゆっくりと街を楽しむ予定。
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